なにものにもなれる君が大好きだ

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HAPPY 27th BIRTHDAY

 

西畑くん27歳のお誕生日おめでとうございます .ᐟ 

 

27歳ってもう大人の男性....って感じで色々としんどい、

 

この一年たくさんの西畑くんの演技を見られたので、今年は西畑くんの"演技"にフォーカスをあてて書き始めたいと思います𖤐ミ

 

始まりマンモス〜🦣🦣

 

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はじめに西畑くんのお芝居のお仕事へ対しての心構えから書き記していきます。

 

西畑くんはお芝居の仕事に対して「僕はアイドルなのでお芝居の現場は役者さんのお庭にお邪魔させていただいてる感覚」とよくいう。それはその現場でのプロ(俳優さんなど)へのリスペクトであって、そういう意識は普段アイドルとして活動しているその道のプロだからこそ尊重したい気持ちなんだろうなと思った。

ほんまにいちアイドルとして、なにわ男子の西畑だからこそ、映画やドラマに出演できていると思っているので。なにわ男子のメンバーでいる限りは、ずっとアイドルとして作品に出続けると思います。

引用元:なにわ男子・西畑大吾、芝居の仕事はグループへの還元のため 初の主演ホラーは自分で観ても怖かった(3/4) | WEBザテレビジョン

 

西畑くんがお芝居のお仕事をする上であくまで自分はアイドルであり俳優ではない。今でもなにわ男子に還元できるものは全てしたいと思う姿は、関西ジュニアのときにこの場所を残したいともがき戦っていた頃と何も変わっていなかった。

 

また演じる上で良い役でも悪い役でも「この子がおったからよかったよね」「この子がスパイスになったよね」とかいわれる役者さんになりたいと以前から言っていた。西畑くんが目指す役者像が作品の"スパイス"ならば作品そのものは"料理"であってその料理を更に楽しませる(美味しくさせる)役を担いたいという考え方が好きだ。

 

役作りに関しては「役を作ってから現場に行くのではなく、共演者の方や監督さん達と一緒に作り上げるタイプ」であり、忌怪島で演じた片岡友彦も「僕が作り始めて、監督さんのご意見をピースとして当てはめていく感覚」とみんなで作り上げていくことを軸に置いて役作りをしていた。

この西畑くんの表現における"主観と客観をブレンドさせる"方法論はひとりでは成り得ないものであって、自分でつくり上げたものと他者の意見を混ぜ合わせて形にしていくこの役作りの仕方は、これといった固定概念に縛られずに西畑大吾だからこそ生まれた役って感じで愛着が湧く。

また「もしお芝居をするうえで西畑大吾に強みがあるとしたら『固定概念がない』ということかも知れません」とも言っていて、人対人で生まれる西畑くんの演じる役は誰とその役を作り上げていくかで全く別のものが生まれると思うし、まさに一期一会なんだと思った。

 

僕は作品に出させていただく時に自分自身を意識せず、作品の中でしっかりと生きていられたらいいなと思いながら演じています。

引用元:なにわ男子・西畑大吾、“人生で1番怖かった経験”が予想外 理想のシンセカイは「西畑を好きな人しか入れない世界」<「忌怪島/きかいじま」インタビュー> - モデルプレス

作品の中で生きようとその役を"演じる"というよりかはその役に"なりきる"西畑くんの役の実在感は作品をより身近なものに感じさせる。

 

そんな西畑くんが生きた2人の人物について話していく。

 

  • 忌怪島/きかいじま(片岡友彦役)
  • ノッキンオン・ロックドドア(片無氷雨役)

 

忌怪島/きかいじま (岡友彦役)

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西畑くんのホラー映画初主演作品。演じた片岡友彦は孤独を抱えながらも希望への渇望を胸に秘めた青年。天才脳科学者と言われいるだけあり、難しい科学用語や速いタイピングなど演じる上でも中々難しい役柄。人との関わりを苦手とする友彦だが、ロボットではなくちゃんと人間の心を持っている人だからと、集中するときやひとりになるとき、照れ隠しをするときなど人間的な感情がでたときにする手癖として"眉間をこする"という動作を取り入れたそうだ。

数字と結果しかじないような冷徹なロボット人間かと思ったら、チームのメンバーから褒められたら表にださないけど内心すごく喜んだり、周りを恐怖へ巻き込んでしまったことへの罪悪感を感じたりと人間味溢れる部分もあることを知った。

チームのメンバーと初めて顔を合わせたときのあまり人と関わりたくないオーラを放っていた友彦が、知らずのうちに人との関わりを悪くないと思うようになり感情が表にでた瞬間、またその過程を微細な表情の変化で表現できる西畑くんの演技は本当にすごい。

今作は主演という立ち位置にいる西畑くんだが、主演務めるということへの意味を深く考えた際にはこう言っていた。

「全力を出すのに、主演かそうでないかは関係ありません。けれど主演である以上、助けてもらうのではなくて、ちょっとでも周りを引っ張っていけるような芝居をしなければと意識しました」

引用元:なにわ男子・西畑大吾の“決意”の背景「あの先輩の言葉が常に胸にある」 | GINGER

どんなお仕事にも全力で、例え脇役だろうとエキストラだろうときっと彼は主演のように胸を張って全てを出し切ると思う。

チーム忌怪島の雰囲気を見ていると座長が西畑大吾だったから、こんな雰囲気が溢れ出ていたんだなと思った。

わたし自身も初めてのホラー映画で忘れられない作品になったな。

 

 

ノッキンオン・ロックドドア (片無氷雨役)

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松村北斗くん(SixTONES)とのW主演ドラマ。北斗くん演じる御殿場倒理はトリックの解明を得意とする〈不可能〉専門の探偵であり、一方西畑くん演じる片無氷雨は事件の動機や理由を読み解くことを得意とする〈不可解〉専門の探偵。そう、ふたりは互いの苦手な部分を補い一緒に探偵事務所を営んでいる。バディであり相棒。

西畑くんが片無氷雨にキャスティングされた理由が「氷雨は常識的で人の気持ちをすごく読むけれど、どこか裏がある役。西畑さんに通ずる部分があると感じ、またすごく安定したお芝居をされるので、役柄とのマッチングの良さがあったから。」だそう。西畑くんの安定した繊細なお芝居が評価されキャスティングされたことが嬉しい。

現場では緊張しちゃいそうですけど、自分らしく監督といっぱいお話をしながら、氷雨という役を固めていきたいです。

引用元:SixTONES松村北斗&なにわ男子西畑大吾、ドラマ初共演&W主演に喜び【2人のコメント全文】 | ORICON NEWS

冒頭で述べた西畑くんの役作りは片無氷雨のときも変わらず、監督と会話を重ね原作から読み解く氷雨像、自分の思う氷雨像、監督の思う氷雨像をブレンドさせ着実に"片無氷雨"という人物を肉付けしていく。

西畑くんの"目の演技"については元々多方面から賞賛されていたが、ノキドア最終回は本当に思わずその目に吸い込まれそうだった。大学時代に密室で倒理が刺された事件のトリックを暴かれているときの感情のこもっていない、光が一切なく一点を見つめているときの氷雨の表情は正直恐怖すら覚えた。

北斗くんが撮影が本格的に始まる前にインスタライブで西畑くんのことを「肝が座ってるというか太いんだよね」と言っていた。その肝の座り方が目だけで存在感を放つ演技にも繋がっていたと思うし、その表情が物語に厚みを持たせ作品に欠かせないスパイスとなっていた。本当に芯が太く強い。

北斗くんと西畑くんは同世代ではあるが、東西と活動してきた拠点が違う。SixTONESと関西ジュニアが昔共演したくらいでガッツリ共演は今回が初めてだったそう。"お互いに甘え合って、励まし合って"のマインドで作品を作り上げていこうというゆるさが共通点末っ子なだけあっていいね。

撮影中、堤監督が「これまで毎日やってたみたいにやって」と言うと、"まるで昔から倒理と氷雨は存在し小競り合いしながらも協力してやってきた"と思わせるような演技がすぐにできてしまうほくだいのコンビネーションの良さはまさに倒理と氷雨。この2人は間違えなく、北斗と大吾でなく倒理と氷雨だった。

倒理が最後、氷雨に向けた"(ふたりの関係は)何よりお互いに利用価値があること、一人じゃ半人前、二人だからやれる"というのが、ほくだいが当初言っていた作品を作り上げていくバディのカタチ"足りないところを補い支え合っていく"と似ていてドラマでも実際にもいいバディになったんだなとしみじみ思った。

互いに俳優業において目指す先、憧れの先には"二宮和也"の存在があること、とはいえ似せるのではなく個々の持つオリジナル性を大事に"この人にしかできない"演技をするほくだいが今バディとして共演したことの巡り合わせに改めて感謝したい。

西畑くんが"片無氷雨"を演じることは必然だったとしか思えないほどの相性のよさと、繊細な表情でみせる安定した演技力、そしてお互い長年東西で様々な経験を積んできた松村北斗くんとのバディ役、この夏は間違いないなくほくだいの夏だったな。

 

 

 

作品の中で愛されるような存在でありたい」と役者としての目標を語っていた西畑くんは作品を誰よりも愛していたし、片岡友彦と片無氷雨は作品の中で愛されていたと思う。 

 

「どこだろうと、何だろうと、全力で"自分"を生きる」というフィロソフィーが、西畑の芝居における実在感に紐付いている

引用元:キネマ旬報NEXT

どんなジャンルであろうと、どんな人物であろうと"全力で作品の中で生きる"から西畑くんの芝居は作品を身近な存在にしてくれる。

また表現をする上で軸になるものを数分間考えた上で「幸せになりたいし、幸せにしたい」と答えたことがあった。ただ幸せになりたいという訳ではなく、ひとりでも多くの人の『幸せだな』って思える瞬間の手伝いができれば、それが自分の幸せにも繋がってくると言うことだ。

一方通行ではなく、互いに幸せになりたいと思う考え方が相変わらず好き。

 

お芝居というお仕事を通してたくさんの姿を見せてくれてありがとう。なにものにもなれる君の姿はヒーローみたいだ。

今年も新たな西畑くんが見れることを楽しみにしています𖤐ミ

 

2024.01.09